Home
MP-XP7310のHDDを換装しよう

このページの内容は自己責任で行ってください。

  • MP-XP7310を分解してみましょう!!

 2003年8月 に購入したMP-XP7310ですが、毎日持ち歩いているうちにどんどんデータがたまってきて、そろそろHDDがパンク状態になってきました。そこで、MP-XP7310のHDDを交換することにしました。

 HDDの交換には、XP7310を一度分解しなければなりませんので、その手順も含めて、ご紹介いたします。

 今回は、交換のHDDとして日立・IBMの 80GB HDD、IC25N080ATMR04と交換(因みに標準搭載されていたHDDは、日立・IBMのIC25N080ATMR04でした。)することにしました。

ご注意:
 MP-XP7310を分解すると、メーカによる一切のサポートが受けられなくなります。
 また、本内容により何か問題が発生しても、プロフェッショナル・ライブラリーは保障できませんので、自己責任の下、ご利用ください。

  • MP-XP7310の分解前準備
    • MP-XP7310を分解するに当たっての事前準備
      • MP-XP7310の分解には、特殊なドライバー(へクスローブドライバ)が必要となりますので、DIYショップなどで入手してください。MP-XP7310では、T7のへクスローブドライバが必要となります。
      • また、割り箸の先端を薄く削って、マイナスドライバ(以下、木製マイナスドライバ)のようにしたものを、作成すると非常に便利ですので作っておくことをお勧めします。
      • 他には、細い針金状の物、今回は手元にあったCD-ROMユニットのリセット用の器具を使いましたが、ゼムピンを伸ばしたものでもよいでしょう。
      • 最後に通常のプラスドライバ。
      • 以上の器具を並べるとこんな感じです。(上から、金属棒、プラスドライバ、へクスローブドライバ、木製マイナスドライバ)
      •  
      • 後は、ネジの記録ようの紙と、セロテープなんかがあると役に立ちます。
      • 紙に外観図を書いて、外したネジをその外観図にセロテープで貼り付けておくとネジをなくさなくてすみます。


ヘクスローブドライバの購入はこちら

 

  • ヒンジカバーの取り外し
    • 付いているものを全て外し、ヒンジカバーを外します。
      •  まずは、標準バッテリーやPCカードが刺さっていればそれを外します。その後、右図の赤丸の部分のヒンジカバーを外します。
      •  ヒンジカバーは、後ろ側に細い金属の棒を差し込んで後ろ側に少し力をかけると爪が外れてカバーを外すことができます。
      •  ヒンジカバーは、このような形状になっていますので、後ろ側の爪を細い金属の棒を差し込んで後ろに力をかけることで爪を外せます。
         
  • 裏側のネジを外します。
    • まずは、ビルトインバッテリーを外します。
      •  MP-XP7310には、上で外した標準バッテリーのほかに左右の液晶ヒンジの間にビルトインバッテリーを搭載しています。
      •  これを外すには、右図の黄色の丸で示す部分のネジを外し、ビルトインバッテリーを後方に引っ張ることで取り外すことができます。
    • 次に赤丸で示すネジを外します。
      •  右図の赤丸で示す4つのネジは、へクスローブネジが使われているため、専用のへクスローブドライバが必要となります。
      •  へクスローブドライバは、DIYショップなどで販売されていますので、入手してください。必要となるサイズはT7 へクスローブドライバとなります。
         
  • メモリカバーを外します。
    • 続いて、メモリカバーを外します。
      •  上右図の緑丸で示すネジ3本を取り外して、メモリカバーを外してください。
    • 無線LANアンテナケーブルを外します。
      •  右図の赤丸で示す部分に、無線LAN用のアンテナケーブルが取り付けられていますので、これを外しておきます。
      •  このアンテナケーブルの取り外しには、「MP-XP7310の分解前準備」で、ご紹介した割り箸を削って作成した木製マイナスドライバで無線LAN miniPCI基盤と無線LANケーブル先端のコネクタの間に差し込んでゆっくりこじることで外すことができます。
         
  • キーボードを外します。
    • 次に、キーボードユニットを外します。
      •  右図の赤丸で示す部分にある3つの爪を木製マイナスドライバで押してキーボードユニットの後方(液晶側)を持ち上げます。
      •  キーボードの爪のはずし方は、下左図のように木製マイナスドライバで爪を液晶側に押し込むようにしてキーボードのベースとの引っ掛かりを外し、本体とキーボードのベースとの間に木製マイナスドライバを差し込むように入れて、そのままキーボードのベースを上に上げるようにして外します。
      •  この時、3つの爪を順番にゆっくり外してください。
      •  3つの爪を外してもキーボードユニットは、マザーボードと2本のフラットケーブルでつながっていますので気を付けて持ち上げてください。
         
  • キーボード接続ケーブルを外します。
    • キーボードユニットとの接続ケーブルを外します。
      •   キーボードとマザーボードは、下図の赤丸で示す部分の2箇所で接続されていますので、キーボードユニットの前方部分を支点に、後方部分を持ち上げて接続されているケーブル2本を取り外してください。

 

 
< 前へ   次へ >

このホームページに対するご意見、ご要望は、info@prolib.comまで電子メールでご連絡ください。
Copyright © 1996-2011 T.A.C. All rights reserved.